金属部分を溶かして再利用するリフォームは可能?
金属を溶かして再利用し、リフォームすることもできる
既存のジュエリーからダイヤモンドなどの宝石を取り外し、新しい婚約指輪にリフォームすることが可能であるように、金属部分もまた再利用することが可能となっています。
プラチナやゴールドといった貴金属は、ある一定の温度にまで熱すると溶け出すので、新しく大きさやデザインにリフォームすることができるのです。
これは決して特殊なリフォームではなく、多くのジュエリーショップが受け付けているリフォーム方法なので、問題なく依頼することができます。
金属部分を溶かせば、新しく材質を購入する必要が無いため、結果として割安で婚約指輪をリフォームできる可能性もあるため、検討する価値があると言えるでしょう。
サイズが合わなくなってしまった指輪のリフォームや、ご家族や親族から譲り受けた指輪をリフォームする場合にも、金属を溶かして再利用するという方法は極めて有効です。
リフォームは思い出や伝統を引き継ぐための手段として最適
金属部分を溶かして再利用し、全く新しい形状に変化させて結婚指輪に仕上げるという選択を取る理由には様々なものがあります。
お母さまや親戚の方から引き継いだ指輪をリフォームする際に、宝石だけでなく金属もそのまま利用したいと考える女性は非常に多い物です。
また、男性から初めてプレゼントされた指輪をずっと大切にしたいという思いから、婚約指輪にリフォームするという女性も意外と多くなっています。
金属を含めたリフォームは、これまでの歴史や伝統、そして思い出を引き継ぎ、新しい人生をスタートさせるための方法として最適です。
このような形で再利用できるということこそが、婚約指輪が高い価値を持つ理由の一つとも言えるでしょう。
指輪のリフォームを検討する際には、ぜひとも金属も含めた形での総合的なリフォームを意識し、ジュエリーショップでデザインの提案と検討を進めてみてはいかがでしょうか。
この記事の監修者
中込 早苗(Sanae Nakagomi)
ウェディングプランナー歴20年
アシスタント・ブライダルプランナー(ABP)資格所有
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