既製品を購入する場合のメリットとデメリット
既製品の婚約指輪を購入するメリット
ジュエリーショップのショーケースに並び、販売されている指輪そのもののことを「既製品」と呼びます。
既製品はいわば完成品であり、既に仕上がっている指輪を購入できるため、実物を見て気に入った指輪をそのまま持ち帰られることがメリットです。
オーダーメイドとは異なり、完成後に「イメージとは違う指輪が出来上がってしまった」というリスクも全くありません。
受け取りまでにかかる時間も最も短く、適切なサイズの取り寄せや簡単な刻印作業さけで済む場合には、一週間から10日前後で手元に届く場合がほとんどです。
既製品は実店舗だけではなく、ネット通販でも購入することが可能ですから、2人でショップに足を運ぶ時間が無かったとしても一緒に画像を見ながら気に入る指輪を探せます。
彼女が特定のブランドの婚約指輪を希望し、そのブランドに気に入っているデザインがある場合には既製品は最適であり、サプライズプロポーズにも利用しやすいこともポイントです。
既製品のデメリットは?
既製品でデメリットとなるのは、ぴったりと合うサイズの指輪を見つけられるとは限らないということでしょう。
長い時間をかけて気に入った指輪を見つけたとしても、サイズが合わなかった場合にはサイズ直しが必要となり、それすら難しければ購入を諦めなければなりません。
人気ブランドともなると世界中で同一デザインの指輪が販売されていますから、全く同じ形の指輪を所有している人が大勢存在するという事実もあります。
店頭で販売されているという都合上、以前に他の誰かが試着をして購入を止めたという可能性も充分に考えられ、そのことも人によってはデメリットとなるのではないでしょうか。
完全にオリジナルのデザインであり、自分のためだけに作られた婚約指輪を望んでいるということであれば、既製品ではなくオーダーメイドの婚約指輪を購入したほうがメリットを感じられます。
この記事の監修者
中込 早苗(Sanae Nakagomi)
ウェディングプランナー歴20年
アシスタント・ブライダルプランナー(ABP)資格所有
結婚は人生にとって大きな分岐点。嬉しいことばかりではなく、時には悩むこともあると思います。そんな時に当サイトが少しでもお役に立てればと思います。